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- CT検査(画像診断)
CT検査について
CT検査とは、CT装置の中心にある大きな穴に体を入れてエックス線を当て、体の中の様子をコンピューターで処理し、画像化する検査です。
体の輪切りの断層写真が得られ、診断に役立てています。
CT検査には、造影剤という薬を使用しないで撮影する「単純CT検査」と、造影剤を静脈注射して撮影する「造影CT検査」の2種類の検査法があります。
当診療所は80列MDCT(マルチスライスCT)を導入し、ワークステーションを更新しました。総合病院と同様の3D画像や仮想内視鏡や冠動脈CTができます。
検査の流れ
1.検査の前に
検査の前に問診を行います。
造影剤を使用する場合は副作用などについて十分説明します。
2.検査
検査は10分程度です。
指示に従って呼吸を止めていただきます。
3.結果の説明
検査終了後、医師による結果説明があります。
造影CT検査をお受けになる前に
検査当日の食事について
- 午前の検査の方
- 朝食を摂らないでください
- 午後の検査の方
- 昼食を摂らないでください
(水やお茶などの水分はお飲みいただいて結構です)
※服用中のお薬について
医師からの指示が無い限り、通常通り服用してください。
次に該当する方は、必ず事前にお知らせください
- 過去に造影剤を使用した検査を受けたことがあり、その際に気分が悪くなった。
- アレルギー(気管支喘息、花粉症、食物・薬によるじんましん、アトピー体質)がある。
- 心臓病、肝臓病、腎臓病、糖尿病、甲状腺などの病気がある。
- 妊娠している、または妊娠の可能性がある。
検査前の準備
金属は検査のさまたげになる場合がありますので、金属の付いた服や下着、貴金属などは外していただくことがあります。
検査開始・検査中のお願い
- ベッドに仰向けに寝て、体の力を抜いてリラックスしてください。
- 検査時間は検査部位によって異なりますが、10分程度です。
- 検査中は痛みを伴いませんので、体を動かさないでください。
- 検査中は検査担当者とマイクを通していつでも会話できます。
造影CT検査をお受けになる方へ
造影剤は、検査する部位(臓器)をより詳しく調べる目的で使用する薬です。
検査中に万一気分が悪くなった場合には、必ずお知らせください。
検査終了後は?
造影剤は尿として排泄されます。排泄を促進させるため、水分(お茶、水、ジュースなど)を多めにお摂りください。
なお、水分を制限されている方はお知らせください。
検査終了後、数時間から数日後に、頭痛、吐き気、かゆみ、じんましんなどの症状が現れることがあります。何か症状が見られましたら当診療所までご連絡ください。
内臓脂肪CT検査
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)とは、内臓に脂肪が蓄積するタイプの肥満に、高血糖・脂質異常・高血圧という3つの要素が重なった状態です。
放置していると動脈硬化が進み、脳血管障害や心筋梗塞などを引き起こす危険性があります。
メタボリックシンドロームの診断基準では、腹囲が男性で85cm以上、女性で90cm以上となっています。
腹囲の計測だけでは分からない「かくれ肥満」の方もいらっしゃるため、当診療所ではCT画像から内臓脂肪面積を計測する「内臓脂肪CT検査」の併用もご検討ください。
(当診療所の内臓脂肪CT検査の画像が高等学校 家庭科の教科書に採用されました。(2013年4月現在))
内臓脂肪優位型
■は内臓脂肪
■は皮下脂肪
皮下脂肪優位型
■は内臓脂肪
■は皮下脂肪
検査のご案内
- 検査日
- 診察日は毎日行っています。
- 予約方法
- お電話(083-223-5050)
または受付にお申し出ください。 - 撮影時間
- およそ1分。撮影後、CT画像を解析して、後日に医師より結果をご説明します。
- 自己負担金
- 保険外診療:4,400円(税込み)